2009年7月1日水曜日

ちょっとしたこと(1674)



ちょっとしたことが気になって、イライラします。

とても不思議に思うのですが、自分の感覚とちょっと違うだけで感情が乱されます。

なんて、大層なことを書いていますが、靴ひもの締め方が気になっているだけのことです。

新しく靴を下ろしたとき、いつもは自分の気に入っている締め方にひもを締めなおします。

しかし、今履いている靴は時間がなかったので、初めから通っているままで履いてしまいました。

いつもは、内側から外側に向かうひもが、外側から内側に向かうひもの上を通るように結びます。

でも、今履いている靴はこれが逆になっています。

たったこれだけのことです。

でも、靴ひもを緩めたり、締めたりする時に、ものすごく気になります。

ひもをパッとつまんで、すっと引くことができないんですね。

そのちょっとのずれが、気になって、気になって、イライラします。

人間の感覚というのは、こんなちょっとしたずれも感知してくれると思うと、すごい能力だなあと感心します。

グリップテープのほんの少しのずれが気になってうまく握れないのも同じです。

今はオーバーグリップの素材が優れているのでそれほど気にならないのかもしれませんが、昔はしっくりくるまで何度も何度も巻きなおしていたように思います。

それでも気に入らないときは多く、全部ほどいてやり直し、なんてこともありました。

スポーツ飲料の宣伝で、錦織圭選手が巻いているグリップテープを突然に引きほどいて立ち上がるCMがありますが、あんな感じです。

そして、言います、

「君は強い!」

ん~、いい言葉ですね。

実はこういう小さなこだわりは、強くなるためには必要なのかもしれません。

ちょっとしたことにこだわり、試合では大胆に行動する、それが強くなるためには必要かもしれない、そんなことを考えました。

あ~、でも、イライラする!やり直しだあ!!!


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4 件のコメント:

  1. こんにちは。
    先日長久手で講習を受けた塚本です。
    一つ質問ですが、講習の時に聞いた「DEPTH POINT」とはどのような状態の時ですか?
    骨盤の意識、大腿の内旋の話の時に登場したのですが、どんな状態かを聞き逃してしまいまして。
    お時間ある時にお返事いただけたらと思います。

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  2. 塚本さんへ、まさか寝てないでしょうね(笑)。
    「DEPTH POINT」とは、両太ももを内側にひねった状態で上体を沈めていくと、これ以上沈み込めないところがあります。
    ここが、「DEPTH POINT」です。
    この「DEPTH POINT」では、あまり筋力を使わなくても身体を支えることができるので、無駄な動きやバランスの崩れが少なくなります。
    相手にワイドに振られたときに、この姿勢を作ることができるとバランス良くスイングできたり、リカバリーできたりしますので、しっかりとトレーニングしたいところです。
    次回の講習では、もう少し詳しく解説したいと思いますので楽しみにしていてください。

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  3. お返事ありがとうございます。
    大腿の内旋を使うんですね。
    自分なりに何回か挑戦してみたのですが、なかなかうまく出来ません・・・。
    でも絶対コツをつかんでみせます!!

    DEPTH POINTの説明ありがとうございました。

    塚本

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  4. 自分なりに試行錯誤しながら身につけようとする心掛けが何よりも大切です。
    人間の身体は不思議ですから、その不思議に大いなる興味をと関心を持ってほしいと思います。
    がんばってくださいね。

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