2009年7月25日土曜日

練習は不可能を可能にする(1698)



「練習は不可能を可能にする」

という言葉は私の好きな言葉の一つです。

慶應義塾長を務められた小泉信三先生の教えの一つで、この言葉はテニスコートの石碑に刻まれています。

何年か前まで慶応大学テニス部のコーチをしていたので、この言葉は何度も耳にしましたし、石碑に刻まれた言葉を何度も読みました。

すべては「練習」にあります。

マッチ練習でうまくいかないと、感情を乱してうまくプレーができない選手がいます。

練習の意味をうまく理解していないのかもしれません。

トレーニングで、ちょっとつらいことや苦しいことがあると、お茶らけたり、いい加減な態度で行う選手がいます。

ボールを打つことだけが練習だと思っているのかもしれません。

時間にルーズな選手、状況判断が悪い選手がいます。

自分のすべきことにちゃんと焦点があっていないと思います。

「本当に練習したいのだろうか?」

疑問に思うことも少なくありません。

そのために準備をする自分が何となく滑稽に思える時もあります。

でも、

「練習は不可能を可能にする」

そのことを疑わないので、できるだけ練習できるように、考えて、考えて、準備をします。

そして、不可能だと思っていたようなことが可能になった時、練習を続けてきたことを誇りに思います。

「練習」とは・・・そういうものです。

練習して、練習して、強くなり、出来るようになったことを、ともに喜び、励まし合う・・・・・・

そのための練習を重ねていくこと、それが何よりも大切です。


人気blogランキング参加中。読み終わったらクリックお願いします!!

0 件のコメント:

コメントを投稿