2009年7月27日月曜日

最高のプレー(1700)



センターマークの位置からサイドに走って行って打球し、できるだけ素早くもとのポジションに戻るというとても基本的な練習を行ってください。

10球を1セットとして、最低でも10セット程度は行うようにします。

セット間には「間」を置き、集中が高まったら次のセットに入るようにします。

そのときの指示はひとつだけです。

それは、

「自分ができる最高のプレーをしなさい」

です。

子供たちは「最高のショットを打つ」ことに捉われています。

そうするとどうでしょう。

例えば100球打つとして、自分の満足行くショットは何球でしょうか。

完璧主義者であればほとんどないでしょうし、楽観的な子でも10球もあれば良いほうではないでしょうか。

「最高のショットを打とう」として、それがうまくいかないことから「課題を発見する」ことは大変素晴らしいことですが、この練習の課題はどうやって「自信をつける」か、です。

素晴らしいショットが打てなくても、「最高のプレー」は「やろうと思えば」必ず出来ます。

何を「最高のプレー」というかは人によって違いますが、少なくとも10球のボールに対して自分が出来うる限りの「最高のプレー」をし続けたとき、充足感は高まるはずです。

出来うる限りの「最高のプレー」とは、最高のスピードで動くことであったり、高い集中力を発揮することであったり、力いっぱいのスイングをすることであったりするはずです。

これを高い意識を持って繰り返しやり続けると、心拍数もあがり、とても苦しい状況に追い込まれることもあります。

しかし、やり切れたときには、充足感、満足感とともになんとなく「自信」が沸いてくることを実感できます。

「最高のプレー」をすることが目標なので、ミスに対して悔しがることは構いませんが、「ミスに気持ちを捉われないように」します。

「捉われる」とは、ミスのイメージや思いが大きくこころに残っていて、次のショットに対して気持ちが向かない状態のことです。

もちろん100%打ち消すことは出来ませんが、次のボールに対して「最高のプレー」をしようと「決断」できれば、「ミスに気持ちを捉われる」ことは少なくなります。


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