2009年7月18日土曜日

蹊ができる(1691)



今日は、植田実前フェド杯監督の大学に行ってきました。

会うのは久しぶりですが、いつも温かく迎えてくれて感謝しています。

この人の人柄に触れると、何とも言えない安心感のようなものを感じます。

また、ひとたびコートに立つと、指導者としてのオーラを放ちます。

研究室でいろいろと話をしましたが、

「自分は研究者としてはダメなんだよなあ」

と言います。

「やっぱ本書かなきゃいけないだろうけど、そんな時間ないんだよなあ」

と自嘲気味に話をします。

でも、そんなことじゃあないんですよね。

その人の魅力に惹かれて人は集まり、刺激を受けて成長していきます。

それが、人にものを教える人の本当の「力」だと思います。

植田さんの大学の建学の精神に「桃李成蹊」があります。

美しい花を咲かせ、おいしい果実を付ける桃の木には自然と人が集まり、そこに蹊(みち)ができる、という意味らしいです。

人も同じで、魅力ある人のところには自然と人が集まるということです。

植田さんを見ていると、まさにそこに「蹊」があると感じます。

自分には到底まねはできないけれど、小さな「蹊」を作ることが出来るように頑張っていこうと思います。


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