2009年7月30日木曜日

将来像(1703)



全国小学生大会に参戦してきました。

結果はいまひとつでしたが、大きな経験を積んだのではないでしょうか。

この大会を見ていると、一番感じることは「体格差」です。

この時期の成長期には大きな個人差があり、それこそ大人と子供ぐらいの差があります。

その選手たちが同じ舞台で戦うのですから、この差は大きなアドバンテージになり、ハンデにもなります。

でも、私たちコーチが見るのは、子どもたちの将来性です。

体の小さい子がどんな戦いを挑むのか、大きな体の子はそれを活かしてどんなプレーをするのか、それが将来どう変化していくのかをイメージします。

そのイメージが鮮明に湧いてくる子とそうでない子はいます。

根本的な違いは「闘争心」です。

派手にガッツポーズを決めようとも、物静かに淡々と試合を進めようとも、根本にある「闘争心」が感じられる選手は、その将来像が鮮明にイメージされてきます。

それを、私たちコーチは、

「何となくにおいがある」

とか

「何か持っている」

と言う言葉で表現したりします。

そう「感じる」のです。

この大会は、その感性が最も揺さぶられる大会のひとつです。

多くの子どもたちの将来像がイメージできました。

この成長に負けないように練習しなければなりません。

まず、何よりも私自身が「闘争心」を持って指導していかなくてはなりません。

この子たちの成長を心から楽しみにしています。


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2 件のコメント:

  1. こんにちは、

    いつも楽しく勉強させていただいています。

    この時期の子供達には体格差のハンディは確かに大きな要素ですね。

    「闘争心」ですが技術と違って子供が生まれつき、または生活環境から形成される部分が大きく、テニスレッスンの中ではなかなか教えられない部分だと思います。大島コーチは闘争心の少ない子達はテニスにおいては結局延びないと思いますか?

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  2. コメントが遅くなりました。

    闘争心、確かに教えにくいものですね。

    でも、子どもたちは何かのきっかけで大きく成長することは多いものです。

    何がそのきっかけになるのかは分かりませんが、必要だと思えるものについては、何でもやってみるというスタンスが大切なような気がします。

    まさに、人知を尽くして天命を待つ、ということですね。

    忍耐力のいる仕事だと思います。

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