「感動する心がなぜ大切なのか」ということについて子ども達に話をしたことがあります。
それは「行動する力」を生み出すからです。
私はよく「行動力がある」と言われることがあります。
でも、本当の自分はルーズな人間です。
でも、
「どうすればもっと良いアカデミーにすることができるのか?」
をいつも考えていて、
「ああしたい、こうしたい」
と強く思っています。
その「思い」のままに行動していると、人からは「行動力がある」と思われるのでしょうね。
私は、他の人がやっていて
「これはいいなあ」
と素直に感動する(ただ思うだけではなく、心に響くという意味で感動すると表現します)と、
「何とかして」
とか、
「何が何でも」
と強く思い込みます。
ジュニアのネットワーク作りを始めたのも、ホームページを作ったのも、海外遠征や大会運営をするもの、寮を作ったのも、すべて
「感動する心」
がきっかけでした。
「何としてでもこれをするんだ!」
という強い思いに心が揺さぶられたといっても良いと思います。
強く、本当に強く思えば「体は勝手に」動きます。
面倒だとか、役に立たないだとか、意味がないかもしれない、などというような思いを超えていきます。
これが「行動力」です。
やりたくはないけれど、仕方がないので重い腰を上げるというのも「行動力」には違いありませんが、
「感動する心」に押された「行動力」は、わくわくする「感覚」があります。
「ここ」が大きな違いですね。
「感動する心」を大きく持っていれば、この「行動力」が生まれ、それが「人間を強く」します。
そのことを知っていれば、「人生で得なこと」は多いはずです。
子ども達には、テニスやスポーツを通して幸せな人生を送ってほしいと思っています。
そのためには「感動する心」を大きく育てていかなければならないと思います。

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