2009年9月26日土曜日

見えない本気(1761)



<韓国遠征2日目>

参加選手で唯一予選を戦うことになった慎也ですが、慣れないハードコートにタイミングを合わせることができずに苦戦です。

相手選手は、ショットの威力はありますが安定感に欠け、うまく対応できれば問題ありません。

しかし、その対応力を十分に備えてはいません。

この年齢ではショットを磨いていかなくてはなりませんが、それを活かすための戦術や戦略を考えてプレーできるようにならなければなりません。

自分と相手のプレーを冷静に分析し、効率的にポイントを取る方法を瞬間的に判断できる能力を高めてほしいと思います。

今日試合のなかった選手は、午前と午後に2時間程度の練習を行いました。

ボールやコートに十分に慣れていないので、そのための練習ですが、簡単なミスが多く、集中力を高められていないように感じます。

そして、何よりも「本気」で強くなりたいという気持ちが見えてこないことが気になります。

この遠征をきっかけにして「何かを変える」という思いが大切です。

「何かを変え続ける」ことで強くなりますが、それを実際に行うためには「本気」で強くなりたいという強い思いが必要です。

それをまったく感じることができない女の子たちの練習を見て、強い憤りを感じ、練習を切り上げ、大会への不参加を通知しました。

子どもたちの本気を導き出したいからです。

「それ」が中途半端では、海外まで遠征に来たことがマイナスなってしまいます。

そうならないために大会不参加も止むなしという判断です。

夜のミーティングの後、女の子たちと話をして、明日の朝の練習を見て最終的に判断すると告げました。

このようなアプローチが良いのかどうかはよく分かりません。

でも、「本気」以外で強くなる方法はありません。

その思いを伝える機会になったことは良いと思います。

試合に向けて気持ちを高め、悔いのないように準備をしてほしいですね。


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