2009年9月24日木曜日

観るのが仕事(1759)




私の職業はテニスコーチです。観るのが仕事です。

いっぱい試合を観ます。

試合を観ていると子ども達はいろいろな顔を見せてくれます。

勝った嬉しい顔、満足できる試合をした時の自慢げな顔、負けた時の悔しい顔、泣き顔・・・、などです。

そのすべてにドラマがあるのですね。

それを見るのは楽しみでもあり、そこから「何か」を見つける「大切な仕事」になります。

情熱のある指導者は一様に「大会会場に足を運ばないといけません」と言います。

会場に行かなくても、試合を直接見なくても子ども達がどんな試合をするのかは分かると言い放ち、会場にまったく顔を見せない指導者もいますが、すごい能力だと思います。

私にはそうした能力は備わっていないので、会場に行ってできるだけ試合を見なければならないと思います。

もちろん試合ではいろいろなことがおきます。

うまくプレーできない時がほとんどです。

相手がジャッジを公正にできないこともあるでしょう。

自分のジャッジにクレームをつけられることも多々あります(あまり見たくはありませんが、親がクレームをつける場合もあります)。

そんな時は子ども達はどんなふうに解決していくのでしょう。

自分ではうまく解決できなかったり、間違った考え方を持つこともあるかもしれません。

そんな時、その場に指導者がいたら、うまい解決の方法を教えてくれるかもしれません。

それが一番大切なことだと思います。

そういことをたくさん経験しながら、相手と戦うこと、自分と戦うこと、自分がテニスをするということ、そういうことがどういうことなのかを学んでいくのでしょう。

そのためのお手伝いをすること、それがコーチの「仕事」です。

できるだけたくさんの試合を観ます。

それが「仕事」ですから!

明日からの韓国遠征、なんとか途中で寝ないようにがんばります!


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