2009年9月22日火曜日

勝負に対して貪欲であれ(1757)



試合の日は練習コートが用意される。

予約表に自分の名前を記入して練習コートを確保するのだが、強い選手は練習コートの確保がすばやく、少しでも空きがあれば、すぐに自分の練習コートにしてしまう。

ある試合でも、練習時間は20分と決められていたのだが、強い選手は少しでも空いているコートがあれば、さっと名前を記入して練習時間を確保していることに感心したものだ(単なるわがままで、他人の迷惑をかえりみないような奴は後ろから思いっきりけりを入れたくなるが)。

それに対して、弱い選手は、ただ与えられるコートでの練習で良しとしてしまうことが多い。

ある選手は、自分の練習時間が来るまで仲間としゃべっていて、十分に体を動かすこともできないままに練習にはいっていた。

その対戦相手をみると、練習時間前に十分なウォーミングアップを終え、コートに入ればすぐにベースラインからフルスイングできる状態になっている。

もちろん、余分に確保した練習時間で実践的な練習に取り組んでいた。

もう何も言うことはない。

この時点で勝負はすでについている。

強い選手は、勝利することに対して大変に貪欲だ。

そのための準備は万端である。

単に身体的にウォーミングアップができているというのとは違う。

勝つために自分の気持ちを高めることができ、そのための行動をしっかりと行うことができる。

ここでもう一度、イチローのコメントを載せておこう。

「やれることはすべてやったし、手を抜いたことは一度もない。常にやれることをやろうとした自分がいたこと、それに対して準備ができた自分がいたことを、誇りに思っている。」

君たちにこのプライドがあるのか?

なければ強い選手になることは不可能だと言うことを自覚してほしい。


人気blogランキング参加中。読み終わったらクリックお願いします!!

0 件のコメント:

コメントを投稿