2009年9月17日木曜日

戦う姿勢(1752)




<大会5日目>

大会も5日目を迎え、12歳以下の男女の決勝が行われました。

女子の決勝を戦った彩子と南穂ですが、ストロークの精度で上回る南穂が終始リードを奪う展開でファーストセットをとりました。

セカンドセットになると、落ち着いて配球できるようになった彩子が追いつめますが、大切なポイントでの凡ミスが響き、タイブレークを南穂が奪って優勝を飾りました。

二人とも昨日までの戦いよりも冷静な集中力を発揮し、ミスに対するメンタルコントロールも高いレベルでできていたと思います。

まだ状況判断の能力や相手にプレッシャーを与えるような雰囲気作りは不十分だと感じますが、戦う姿勢は高くなってきています。

これから高い意識を持って練習に取り組むことでさらに向上させてほしいですね。

男子は昇平と勇太の戦いになりましたが、高い集中力と闘争心を発揮した昇平が完勝で見事に優勝を果たしました。

勇太も積極的なプレーで応戦しますが、大切なポイントでのダブルフォールトやネットミスが多く、なかな
かリズムをつかめません。

ただ強気で勝負するのではなく、相手の状況に応じて配球できる能力を高めなくてなりません。

大きな課題として常に意識して練習してほしいと思います。

彩子は14歳以下の決勝も戦いました。

ファーストセットは積極的なプレーで簡単に奪いますが、セカンドセットになるとフォアハンドが不安定になり、ペースを落として緩いラリーボールを送る相手のリズムになって落とし、ファイナルセットのスーパータイブレークもうまく流れを変えることができずに惜敗です。

敗れはしましたが、がまん強くプレーしようとしていることが感じられ、選手としてとても大切な忍耐力を学んだように思います。

その成果がこれからの試合で活かされることを願います。

午前の戦いを終え、夕方からのダブルスまで時間があるので再びショッピングに出かけました。

男の子たちは、みなウクレレのようなものを買い、嬉しそうに抱えています。

とても弾けるとは思えませんが、良い思い出としていつまでも大切にしてほしいですね。

ダブルスを戦った昇平と健生は、体格の大きく違う相手に食い下がり、相手の凡ミスを誘って競り勝ちました。

ボールに対する高い執着心が相手の焦りを生んだということです。

続いて行われた準決勝では惜しくも敗れはしましたが、その戦いぶりに多くの方が称賛を贈りました。

相手が誰であれ、常に思い切ったプレーでチャレンジする姿勢は高く評価できます。

この戦う姿勢を伸ばしていくことが大切ですね。

可能性を感じる素晴らしい試合だったと思います。

女子の準決勝を戦った彩子と南穂は、相手の雑なプレーにも助けられ、また強いショットに対しても冷静に対応し、危なげなく明日の決勝に進みました。

決勝相手は簡単に勝てるような相手ではありませんが、自分たちの持てる力を出し切る、そんな気持ちで立ち向かってほしいですね。

明日は、夕方からのダブルスの決勝だけなので、大会がビーチへのピクニックをアレンジしてくれました。

本当は離島に渡って澄み渡る海での海水浴を楽しむ予定でしたが、ストライキで船が欠航らしいです。

南の国なのでのんびりしてそうですが、いろいろあるようですね。

どちらにしても少しは観光気分で楽しめそうです。

日焼けしすぎないように注意します。

<大会結果>
(12歳以下男子シングルス決勝) 昇平 6-1、6-1 勇太
(12歳以下女子シングルス決勝) 南穂 6-3、7-6(4) 彩子
昇平・健生 4-3(4)、2-4、(10-7)
昇平・健生 1-4)、4-1、(7-10)
彩子・南穂 4-2、4-1



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