2009年6月11日木曜日

時間がない(1654)



昨日は雨が降ったので、インドアで1時間ほどの練習しかできませんでした。

いつもはどのクラスも2時間以上の練習時間があるので、ボール拾いものんびりしているように感じますが、昨日はいつも以上に素早く行動できていたと思います。

というよりも、私がうるさく言うので、仕方なく動いていたというところでしょうか。

「時間がない」ということは、たくさんボールを打つことができないということです。

だから、少しでもボールを打つことができるように、コート上のネットの仕切りなどを利用してローテーションを作ります。

実戦形式の練習よりも基本的な練習を中心に、たくさんボールを打つことを目指します。

そうやってうまく回したつもりでも、時間はあっという間に過ぎていきます。

いつもは長く感じる時間が、半分くらいに感じます。

逆にいえば、それだけ集中できているということです。

私が高校生の時などは、1年生は一日に5分程度しかボールを打つことができませんでした。

指導者もいないので、上級生が適当に練習メニューを決めて、うまく時間の割り振りもできてはいません。

だから、練習時間はほとんどなかったということです。

それでも、その5分間に集中し、もっと練習したいという意欲がわいてきて早朝練習が始まったりと、それにめげなかったことで力をつけました。

ある本に、

ある実験では、才能豊かなグループは、明らかに練習量で勝っていた。

と書いてありました。

多くの時間を練習するのは大切なことです。

それに加えて、絶対に強くなりたいという意志に支えられて、高い集中力を持って練習することは才能を伸ばすための条件だと思います。

私は時間がないとちょっと焦ります。

子どもたちにたくさん練習させてあげたいと思うからです。

でも、子どもたちが、

「今日は練習時間が少なかったけど、めっちゃ集中して練習した。」

と言い、

「もっとたくさん練習したいから、絶対に練習を休まない!」

という気持ちになることが大事だと思います。

梅雨に入り、練習時間は減ります。

それをチャンスだと思えるような練習にしていこうと思います。


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