2009年6月24日水曜日

チャンスはピンチ(1667)



テニスの科学(85)

特に「勝ちを意識」してペースを乱すことは大変良くあります。

そして、一気に相手のペースになり、簡単に逆転負けを許してしまうのです。

ポイントを失うとあせったり、動揺して、不安や恐怖は増大することは分かっています。

また、リードされていたり、ピンチのときも、あせったり、びびったり、マイナスの感情が起きたりします。

しかし、マッチポイントでも同じような気持ちになり、自分のテニスを見失ってそのポイントを奪われ、悔しい逆転負けをしてしまうことは大変多いものです。

なぜ、チャンスでビビルのか?

子供たちに試合後に感想を聞いてみると、 意外とリードされているときにビビルことは少ないと言います。

なぜ、チャンスでビビって緊張してしまうのでしょうか。

・ 気持ちが引く
・ 錯覚する
・ 悪いイメージを持つ

ことによって、ボールを打つことが怖くなるからです。

チャンスボールと同じように、ターニングポイントという言葉が良く使われます。

4-1のようなゲームカウントでターニングポイントがあることが多いと経験的に言われ、チャンスなのに弱気な攻めでポイントを失って相手に流れがいってしまいます。

強い選手は、ポイントがほしいときに攻撃しますが、弱い選手は、守ります。

もっとも怖いのは、負けることではなく、“惨めな負け方”をすることだということを自覚して戦うことで強くなっていきます(スポーツ心理学の世界より)。


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