2009年6月26日金曜日

お守り(1669)



テニスの科学(87)

その② お守りを身に付ける

よくマラソンランナーが、腰のところにお守りを縫い付けて走る姿を見ることがあります。

人間は弱いものです。

自分ひとりで戦ってはいても、どこか「すがる気持ち」があるものです。

高橋尚子選手のように、大変自己がしっかりしていて、挑戦的で、自信に満ち溢れているように見える選手でもこころのどこかに弱い部分をもっているのです。

しかし、試合中にアドバイスをもらうことも、激励してもらうこともできないのがテニスです。

そんなときに、自分が安心感を得ることができるようなアイテムを持っていることで、こころの状態を良い方向に導くことができます。

お守りはそんなアイテムのひとつです。

「そんな弱気な姿勢で本当に戦えるのか。」

といわれるかもしれませんが、所詮人間は大変弱い存在で、ほかの人との関わりの中でしか生きられないことを知っていれば、そのようなアイテムを積極的に活用することも大切な戦術であると考えます。

お守り以外にも、彼からもらった指輪をバッグの中に入れて置くとか、願をかけたカラフルな紐を手首や足首に結び付けておくことも同様の効果が期待できます。


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