2009年6月22日月曜日

リズムを崩すな(1665)



テニスの科学(83)


「リズムを崩すな」ということもよく言われることです。

サービスに入る前の動作として、

ボールを軽く2、3回突く →
軽い深呼吸をして、ラケットを構える →
自分が狙う方向に焦点を合わせる →
一度肩の力を抜いてスイングに入る

このような一連の動作を「ルーチン」といいます。

そのルーチンをどのような状況でも崩さないことがリズムを崩さないでプレーを続けることになります。

自分のペースを守ることにもなります。

また、ポイントが決まってから、

ガットを見て、
足の裏を軽くラケットでたたいて、
グリップを見つめ、
足を軽くたたいて気合を入れて、
相手のほうをしっかり見つめてレシーブの体制に入る

ことも大切なルーチンで、このリズムを変えないようにすることも大切です。

自分のペースとは、このような一連のルーチンのリズムやテンポを状況に左右されることなく、同じようにやり続けることです。

相手にプレッシャーを与えて自分の有利な状況で試合展開が多くくなるようにするための工夫全てをペースというのではないでしょうか。

有名なところでは、かつての名選手ジミーコナーズはサービスに入るとき、ボールを必ず4回ついてからサービスの動作を行っていました。

アガシは、必ずボールを3個要求しそのうちのひとつのボールを選んでからサービス動作に入ります。

このような動作は、何もコーチに指導されたわけではなく、なんとなく行っているうちに、なんとなく集中力が高まったり、良いプレーができるような気がしたり、また、実際によいプレーが多くなったりした経験から作り上げてきたものです。

自分とっては大変心地の良いリズムが刻まれているはずです。


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